たまねぎ移植機実演講習会開催
2010.10.18
JAとなみ野と県砺波農林振興センターは14日、砺波市内でタマネギ全自動移植機の操作講習会を開き、今年度タマネギを生産者する農業者へ機械操作のポイントや注意点などを伝えた。
タマネギの一大産地化へ向け、機械化による作業の省力化、能率の向上を図るのがねらい。
講習には生産者、関係者合わせて100人余りが参加。農機具メーカーの担当者から、歩行型全自動移植機の性能や特徴の説明を受けた後、タマネギ苗の定植実演を見学した。
JAとなみ野管内では今年度、約140組織が80~85㌶で、タマネギ栽培に取り組む。同JAでは今年度新たに5台の定植機を導入、昨年度導入した5台と合わせ、10台を生産者へ貸し出す計画だ。
栽培指導に当たる県砺波農林振興センターの中井正樹班長、JAとなみ野経済部特産振興課の雄川勉課長代理によると「苗の質が良好なので、欠株も少なく、年内の生育も良好と見込まれる。欠株は収量減になるので、必ず捕植をして欲しい」と語った。
定植作業は今月中旬から始まり来月上旬までを予定している。
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