2009年12月 アーカイブ
2009たんぼにおえかき収穫感謝訪問
 色の異なる稲で、田んぼに絵を浮かび上がらせる「たんぼにおえかき」に取り組んだ砺波市の五鹿屋幼稚園の年長園児9人が4日、JAとなみ野を訪れ、収穫した「新大正もち」で作ったおはぎやお餅を届け「おいしいお米がとれました。ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。
 おはぎは園児らが心を込めて作ったもので、あずき、きな粉、ごまの3種類の味付けをした。始めにたんぼにおえかき実行委員会の坪本正樹会長が、佐野組合長にお餅を贈り、続いて園児が中居専務に重箱に入ったおはぎを手渡した。佐野組合長は、お返しに園児らにプレゼントを贈った。
 収穫感謝訪問は、「たんぼにおえかき」活動に協力している関係機関を訪れ、感謝の意を表し、園児らと共に収穫を祝うため、五鹿屋地区の「たんぼにおえかき実行委員会」が企画したもの。同委員会では今年度、一連の取り組みを通じ、農林水産省のにっぽん食育事業「教育ファーム推進事業」モデル実証地区として、食育推進事業にも協力している。この日は、同委員会の岸川正浩事務局長や幼稚園の先生らも同行し、砺波市長や砺波市商工農林部、TSTとなみ衛生通信テレビなども訪れた。
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「りんごネットワークとなみ野」が県農村文化賞受賞の喜びを報告
 第58回県農村文化賞を受賞した「りんごネットワークとなみ野」の生産者が8日、JAとなみ野や県砺波農林振興センター、砺波市、南砺市などの関係機関を訪れ、受賞の喜びを伝えた。推薦調書を作成した同センターでは深沢広治次長らと歓談。JAとなみ野では小橋昭夫常務が出迎え、祝いの言葉を贈った。
 りんごネットワークとなみ野は砺波市・南砺市の6つの大規模経営体で構成。りんごの栽培技術と生産性の向上による農業経営の安定と産地の確立を目的に平成14年3月に設立。市町村の区域を越えた生産者をネットワーク化する県内初の広域りんご生産組織だ。
 10.2㌶で「ふじ」を主力に「陽光」「王林」「こうたろう」などを栽培。県砺波農林振興センターの指導による会員相互の園地巡回や栽培講習会を通じ、りんご栽培への意識と技術の向上を図り、りんご生産の高位平準化と主穀作との複合経営を定着させている。また、果樹産地の中では、いち早くGAP手法を導入し、農作業の改善・効率化にも努めている。全会員がエコファーマーの認定を受け、環境へ配慮したりんご栽培に取り組む。
 消費者との交流イベント「となみ野りんごとふれあう会」の開催や消費者との対面販売などを通じ、消費者と生産者の相互理解を深め、地産地消にも積極的な姿勢を見せる。
 会長の奥村一則さんは「樹も大きくなりこれから益々収穫量は増えてくる。これからは、今まで磨いてきた栽培技術の真価が問われる重要な時期。会員一丸となって消費者に喜んでもらえるリンゴ生産に努めたい」と語った。
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