2010年4月 アーカイブ
そくさい館オープン
 JAとなみ野の通所介護施設「JAとなみ野そくさい館デイサービスセンター」が1日に開館し、同JAの佐野日出勇組合長ら6人がテープカットを行い、職員や関係者らと共にオープンを祝った。
 そくさい館は、今年2月に砺波駅南に完成した同JAの高齢者福祉施設「ちゅーりっぷの郷」の1階に開設するもので、述床面積は290.15平方㍍。様々な器具を備えた機能訓練室や身体に負担の少ないゆったりとした設計の浴室、広々とした食堂、和室などを設けた。最新の車椅子入浴装置も備える。
 3月末までは、砺波市高波の「高波そくさい館」で事業を展開してきたが、高齢者福祉施設の完成に伴い移転オープンした。
 3月21、22日の両日には、内見会を開催。高齢化社会に対応した新しい施設を見ようと砺波市や南砺市を中心に周辺地域から300人余りが訪れ、担当者から説明を受けた。
 そくさい館では、機能訓練や入浴、食事、レクリエーションなどのサービスを提供。高齢者福祉施設敷地内には居宅介護支援センターも設置し、ケアマネージャーがケアプランの作成や介護に関する相談等、様々な要望に応える。
 営業は月曜から土曜の午前8時半から午後5時まで。祝日も開館する。
コピー ~ そくさい館オープン.JPG
「大門素麺」 ご当地グルメに
 砺波市の特産「大門素麺」のPR販売拡大に向けた戦略会議が3月31日、JAとなみ野庄西支店で開かれ、大門素麺事業部や砺波飲食店組合、砺波市、砺波商工会議所、砺波市観光協会など10団体20人が「大門素麺」を〝ご当地グルメ〟に育てるための新たな取り組みの推進に意欲を高めた。
 冒頭、JAとなみ野の中居安治専務と大門素麺事業部の黒田権一部長が、砺波飲食店組合の川邉茂組合長と黒田峰子副組合長に、PRに向けて新調した「のぼり旗」を贈呈。全国各地から観光客が訪れる4月22日のチューリップフェア開幕に合わせ、市内の飲食店に、一斉に「のぼり旗」を掲げ、県内外の消費者へ大門素麺の魅力を伝える。
 「大門素麺」は、160年の伝統ある砺波市の特産品で、まげのように丸めた形状が特徴。様々な工程を経て仕上げられる麺は、しっかりとしたコシで深い味わいで全国各地から高い評価を得ている。しかしながら市内で味わえる飲食店は少なく、消費者等の要望に応えるため、関係機関が連携し、市内飲食店のメニューに加える取り組みに着手した。
 今年はフェア開幕までに30店舗を募る。フランス料理店やイタリア料理店等からも「『大門素麺』は洋食にも使い易い」との声が上がり、新メニューに加える意向を示している。
 また、参加者からの「市場に出回らない半生の大門素麺を、イベントや期間限定メニューとして新たに取り入れてはどうか」との意見に黒田部長は「半生の大門素麺は乾燥させたものとは全く違った食感。冬期は毎日生産しているので対応は可能」と前向きな考えを示した。
 のぼり旗は、店頭用とカウンター用の小さいサイズを各々100本新調し、加盟店に順次配布する。大門素麺が食べられるマップ作りも進める。
コピー ~ 大門素麺新たな取り組み.JPG
チューリップのじゅうたんに感激!
 (財)砺波市農業公社やJAとなみ野らが組織するアグリTONAMI21は24、25日の両日砺波市内で、同市特産のチューリップに親しむイベント「フラワー体験ツアー」を開催。全国各地から集った10家族35人が、見頃を迎えたチューリップの花摘みやチューリップを使ったフラワーアレンジメントなどを楽しんだ。
 イベントは都市農村交流事業の一環として開催しているもので、今年で4回目。一行は、砺波市高波地区に広がる3㌶の大規模圃場で、田園に広がる60品種120万本のチューリップを満喫。
県花卉球根組合や県砺波農林振興センターの担当者から摘み取り方法などを教わり、甘い香りのする薄紫色の「キャンディプリンス」や同地区の生産者が育成した赤色の「黒部の太陽」、光沢のある赤い八重咲きの「ラルゴ」などを摘み取り、大きなビニール袋いっぱいに詰め込んだ。
 参加者は「田んぼ一面に広がるチューリップのじゅうたんに感激した。また来たい」「色んな種類のチューリップがあるのに驚いた」 などと話していた。
コピー ~ フラワー体験ツアー①.JPG

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