2009年10月 アーカイブ
となみ野産「たまねぎ」を使った新商品お披露目会を開催
  JAとなみ野と(株)柿里は9月29日、新たな特産作物として産地化を進めるとなみ野産「たまねぎ」を使った加工食品のお披露目会を同JA本店で開いた。関係者80人が参加。新商品を試食し、意見を交わした。
 砺波市庄川町特産のユズを混ぜた香り高い「柚子&玉ネギドレッシング」、タマネギを丸ごと甘酢に漬け込んだ「玉ネギ漬け」、タマネギをたっぷり使った県産牛肉入りの「オニオンカレー」、粘りの強いとなみ野産の里芋も取り入れた「クリームシチュー」の4品が発表された。商品は(株)柿里が県砺波農林振興センターやJAとなみ野、同JAたまねぎ出荷組合、砺波商工会議所、砺波市などの支援を受けて開発。カレーは、タマネギがペースト状になるまでじっくりと炒めたものと、食感を残すため生タマネギを加熱殺菌したものの2種類を用意した。
 商品を試食した参加者からは「何れもタマネギの甘味や歯ごたえなど、特徴が生かされ美味しかった」「『玉ネギ漬け』はラッキョウのような感じでカレーと一緒に食べると良いのでは」など好評だった。
 「柚子&玉ネギドレッシング」(1本420円/税別)と「玉ネギ漬け」(1袋150円/税別)は10月24日から、「オニオンカレー」(1箱500円/税別)と「クリームシチュー」(1箱500円/税別)は11月20日からJAをはじめ県内スーパーにて試食販売される。
 JAとなみ野管内の今年度のタマネギ作付面積は8㌶。来年度は60㌶、平成23年度には100㌶と、タマネギの一大産地を目指す方針だ。
 JAとなみ野や県砺波農林振興センターなどの関係機関では「いかにして消費者に喜んでもらえるかが最も大切。タマネギ消費拡大のためにも、こうした新商品の生産・販売を積極的に支援していきたい」としている。
コピー ~ たまねぎ新商品お披露目会.JPG
水稲種もみ全量合格
 JAとなみ野は2日、2009年産水稲種子の初検査を、砺波市庄川町五ヶの同JA稲種センターで実施した。JAとなみ野稲種部会の役員や県砺波農林振興センター、北陸農政局富山農政事務所、県主要農産物種子協会などの関係者18人が立会い、厳格な検査が行われた。
 検査を受けた種子水稲うるちもみ「てんたかく」33,320㌔と「ハナエチゼン」6,940㌔、「花キラリ」5,880㌔全てが合格した。
 品質概況は①粒形・充実度・粒揃いは前年並み②未熟粒やもみ割れは、かなり少ない③色沢は良好④総体的な品質は良好―とされた。
 同JA管内の庄川・中野地区は日本一の種籾産地・富山県を代表する伝統ある種場。生産者や関係者が一丸となって良質種子の生産に取り組んでいる。
 JAとなみ野と栽培指導に当たる県砺波農林振興センターでは「生育期間中の管理はもちろん、乾燥・調製の適正化や被害粒の混入防止などを徹底して行い、更に品質の高い種もみ生産に更に努めたい」としている。
コピー ~ 種もみ初検査.JPG
たまねぎ定植用作業機実演会を開催

  JAとなみ野と同JAたまねぎ出荷組合、県砺波農林振興センターは15日、砺波市中野の中野第4営農組合の農場1.2㌶で、タマネギ省力栽培に向けた定植用作業機の実演会を開催。JAが装備する新型機械の性能を関係者に披露した。
 同JA管内のたまねぎ栽培予定農家や農機具メーカー、種苗会社、砺波・南砺両市の担当者、市場関係者など約200人が参加し、乗用型タマネギ全自動移植機、歩行型たまねぎ自動・半自動定植機など4台による定植作業を見学。担当者から機械の性能や特徴、作業のポイントなどの説明を受けた。
 参加者は熱心に説明に耳を傾け、たまねぎ生産への意欲を高めた。
 今回、実演した機械は、JAとなみ野が購入し、地域ごとに貸し出しするほか、大型機械については作業受託も行う計画だ。
JAとなみ野管内で今秋植え付けられるたまねぎは、約60㌶と、昨年の7.5倍に増加。機械導入と生産者の栽培技術の向上により、たまねぎの品質・収量アップと作業の効率化を目指す。
 たまねぎ生産を推進するJAとなみ野や県砺波農林振興センターは「来年の栽培目標面積は100㌶。効率的機械の導入により今後のたまねぎ生産に更に弾みがつくだろう」としている。

コピー ~ たまねぎ植付研修.JPG

朝ごはん食べてね!

 JAとなみ野女性部は28日、JR砺波駅で、通学途中の学生などにおにぎりを配布した。
この活動は、JA富山県女性組織協議会が進める「朝ごはんを食べよう運動」の一環で実施したもの。食農教育の推進と米消費拡大を主眼に未来を担う若者たちに"米の力"を伝える。
 中西美代部長ら8人の部員が、駅南口で「朝ごはんはお米を食べましょう」と呼びかけながら、パックに詰めた「となみ野産コシヒカリ」でにぎったおにぎりを学生に1個ずつ手渡した。パックには「みんなのよい食プロジェクト」のマークや「朝ごはんを食べて一日元気に過ごしましょう」のメッセージなどを記したシールを貼り、運動をアピールした。
 学生らは「時間が無い時は、朝ごはんを食べない日もあるが、これからは早起きしてしっかりと朝ごはんを食べたい」「一日は炊きたてのお米で元気にスタートしたい」などと話していた。
 JAとなみ野女性部では、今後も様々な活動を通じ、食農教育の推進や米消費拡大に努めていく方針だ。

コピー ~ 朝ごはん運動①.JPG

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