2009年11月 アーカイブ
「ゆず入り米粉パン」の改良版が完成

 JAとなみ野は、となみ野産「コシヒカリ」と特産「庄川ゆず」を使った米粉パンの改良版を完成させた。甘味を際立たせるため、これまでの商品より、はちみつの量を倍に増やした。14、15日の両日に開かれる、となみ野農業まつりと庄川ゆずまつりのJAとなみ野女性部の店で、1個150円で700個限定販売する。
  このパンは、米の消費拡大と「庄川ゆず」のPRを目的に、昨年初めて商品化したもの。原料に「コシヒカリ」の米粉と小麦粉を50%ずつ使用し、「庄川ゆず」の皮のはちみつ漬けを細かくスライスして混ぜ込んだ。
  JAとなみ野女性部では、中西美代部長を中心に部員一丸となって、米粉の消費拡大に取り組んでいる。
 JAとなみ野の武田裕紀子生活指導員は「今年はユズが豊作。甘味も増して香り高く、もっちりとした食感で美味しい米粉パンに仕上がった」と話している。

コピー ~ 米粉パン.JPG

農業まつりで「たまねぎ」を使った料理コンクールを開催
 2009となみ野農業まつりが14、15日の両日、JAとなみ野本店で開催され、今年初めての取り組みとしてJAとなみ野が産地化を進める「たまねぎ」を使った料理コンクールが行われた。JAとなみ野女性部員によるアイデアを凝らしたカレーライス、丼、チャーハン、サラダなど、創作料理48点が出品された。
 審査は「ご飯の部」と「おかずの部」に分けて行われ、JAとなみ野の藤井千悦常務や中西美代女性部長、県砺波農林振興センターの深沢広治次長など5人が、食感や香り、栄養バランス、作りやすさ、アイデアなどを評価した。
審査の結果、「ごはんの部」では冨田好子さんの「ライオンドライカレー」が、「おかずの部」では藤永喜久子さんの「玉ネギの華」が最高賞に選ばれた。
 審査員からは「タマネギをベースにこれだけ豊富な種類の料理が出来ることに驚いた」「どれもタマネギの美味しさを引き出す工夫が凝らされ、感心した」などの声が出された。
最高賞を含め受賞作品は次の通り
【ご飯の部】
▽秀賞(JAとなみ野代表理事組合長賞)=冨田好子(北部支部)
▽優賞=犀川祥(東野尻支部)、横川春美(林支部)、松澤景子(南般若支部)
▽良賞=平木千代子(太田支部)、江田絵美(安居支部)、岩城美智恵(山野支部)
【おかずの部】
▽秀賞(JA富山県女性組織協議会会長賞)=藤永喜久子(山野支部)
▽優賞=芳田栄子(若林支部)、黒田邦子(油田支部)、中田正子(福野高瀬支部)
▽良賞=中嶋千恵(高波支部)、谷井桂子(栴檀山支部)、酒井満代(北部支部)
 イベントでは、となみ野産たまねぎカレーや旬の野菜をたっぷり使った鍋が振舞われたほか、料理研究家・牧弘美さんの料理教室、青年部による米粉うどんの大食い競争など多彩な催しが繰り広げられ、多くの来場者で賑わった。
コピー ~ 料理コンクール②.JPG
耕作放棄地を「たまねぎ」で再生

 砺波市耕作放棄地対策協議会は20日、砺波市庄川町金屋の耕作放棄地約25㌃に、中生品種のたまねぎ「ネオアース」の苗5万5千本を定植した。同協議会は県砺波農林振興センター、砺波市、砺波市農業委員会、JAとなみ野で構成。今年7月に、耕作放棄地の解消に向けて60人余りで、草刈りや雑木の処理に汗を流した。
 たまねぎは、JAとなみ野が県砺波農林振興センターの指導を受けて、砺波市、南砺市などと連携し、産地化を進める新規重点園芸品目。同JA管内では今秋、大産地化へ向けて106の経営体が約60㌶で作付けを行った。
 今回のたまねぎ植え付けを統括した県砺波農林振興センターの深沢広治次長は「耕作放棄防止とたまねぎの特産化を更に両立させたい」と話していた。

コピー ~ 耕作放棄地にたまねぎ.JPG

となみ野農業協同組合       Copyright(C) 2008 JA-TONAMINO All rights reserved.

サイトマップサイトマップ ご利用にあたってご利用にあたって 個人情報保護方針個人情報保護方針 お問い合わせお問い合わせ