たまねぎ主力品種出荷!!

 たまねぎの一大産地化を進めるJAとなみ野は7日、今年5月に完成した砺波市五郎丸のたまねぎ集出荷貯蔵で、主力品種「ターボ」「ネオアース」の選別・出荷作業を本格的に始めた。
 この日は、中生品種の「ターボ」約20トンを自動化されたラインでM,L、2Lの3サイズに選別し、20㌔のダンボール箱に詰め込み市場へ出荷した。
 今年は玉の肥大時期の低温により、昨年に比べ2週間ほど遅い出荷となったが、市場で需要が高いLサイズの割合が高く、外観、品質ともに上々の仕上がりを見せている。
 同JAの藤井千悦常務と県砺波農林振興センターの深沢広治次長が施設を訪れ、状況を確認。「玉の太りが良く、品質も揃っており今後の見通しに期待が持てる」と明るい表情を見せた。
 JAとなみ野管内では今年、104経営体が約60ヘクタールでタマネギ栽培に取り組んでおり、この日出荷した「ターボ」と中生品種の「ネオアース」が全体の約9割を占める。タマネギ圃場では現在、収穫最盛期を迎えており、南砺市苗島の処理加工施設で根切り、葉切りされたタマネギが、同施設に次々と運び込まれている。作業は、手選別ラインで規格外のものを取り除く以外は、ほとんどが自動で行われ、選別ラインはフル稼働している。
 出荷は8月末までを予定しており、今期は早・中・晩生合わせて1800トンを見込む。

コピー ~ たまねぎ主力品種出荷②.JPG

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