2009年6月 アーカイブ
第14回通常総代会を開催

  JAとなみ野は5月30日(土)午後2時より、砺波市文化会館大ホールにて第14回通常総代会を開催しました。
 総代会開催日現在の総代数498人のうち、431人(本人338人、書面議決93人)出席のもと、8つの付議議案が慎重審議され、全て原案通り可決承認されました。

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たまねぎ機械化作業を実演
  JAとなみ野たまねぎ出荷組合は3日、南砺市本江の(農)サカタニ農産の農場1.2㌶で、タマネギの機械化掘り取り作業研修会を開催。県内で初めて導入される大型機械や歩行用小型機械による掘り取り、収穫作業の実演が行われた。
研修には、たまねぎ生産者や県砺波農林振興センター、富山県、砺波市、南砺市、農機メーカー、JAとなみ野、県内の市場関係者など130人が参加。開会に当たり出荷組合の尾田富蔵組合長が「組合として初出荷を目前に控え、今日の研修を開いた」と挨拶。県砺波農林振興センターの深沢広治次長が祝辞を述べた。
 実演では根切り機や掘取機、オニオンハーベスタなどのデモンストレーションが行われた。
 出荷組合の今年の収穫面積は8㌶と県下最大。機械化一貫作業体系による効率的な栽培を推進することで、近い将来、100㌶を超える大産地を目指す。県内の市場関係者からの期待も大きい。
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水なしたまねぎカレー絶賛!

  JAとなみ野は3日、本店調理実習室で、特産作物「たまねぎ」を使った「水なしたまねぎカレー」の試食会を開いた。地場産のたまねぎをたっぷり使った美味しい料理の一つとして今後、レシピを作成し、組合員などにも紹介する。

 試食会には、JAとなみ野の役職員や女性部員、県砺波農林振興センターなどから30人が参加した。
 材料にJAのたまねぎ試験栽培圃場17㌃で収穫した「ハッピー501」を40玉使った。このうち25玉をミキサーにかけてすりおろし、15玉をみじん切りにした。みじん切りのたまねぎを炒めた後、他の具材と一緒に弱火でじっくりと煮込んだ。
 試食した参加者からは「水を使わずこんなにまろやかに仕上がるとは驚き」「カレーは辛口だが、たまねぎの甘味とマッチしてコクがあって美味しい」などの声が出ていた。
コピー ~ たまねぎカレー.JPG

全量1等に格付け

  JAとなみ野の平成21年産大麦の初検査が16日、同JA北部バラ出荷施設で行われた。検査を受けたのは普通小粒大麦「ファイバースノウ」62トンで、全量が1等に格付けされた。
 JAとなみ野や県砺波農林振興センター、JA全農富山、富山農政事務所などの関係者約40人が立ち会った。
 検査はJAの農産物検査員4人が担当。容積重、整粒歩合、水分など8項目を測定。検査の結果、千粒重や粒形・粒揃いなど前年並みとされ、総体的な品質は前年並みからやや良と判断された。
 JAとなみ野管内では今年度、60の経営体が632㌶で大麦「ファイバースノウ」の栽培に取組んだ。
 県砺波農林振興センターの深沢広治次長によると「JAとなみ野管内の大麦栽培面積は県下全体の約22%を占めるが、圃場間の格差が少なく、極めて高品質。収量は平年並みの350kg程度が予測される」という。
 JAとなみ野ではこの後、適切な調製により良質な麦の出荷に努めていく考えだ。

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「たまねぎ」収穫最盛
 JAとなみ野管内では、特産作物として生産拡大を推進している「たまねぎ」の収穫最盛期を迎えている。
 砺波市の狐島第1農事組合の農場38㌃でも17日、「ネオアース」の掘り取り作業が行われた。歩行型の自動掘り取り機2台で、たまねぎの葉を切断し、土中から掘り上げた。圃場に中一日置いて乾燥させ、19日に収納機で拾い上げ、JAとなみ野の乾燥施設へ搬入する予定。今回初めての収穫となるが、実の太り具合や締まりも良く、仕上がりは上々だ。
 JAとなみ野管内では、県の園芸振興の目玉事業「野菜自給力強化事業」により、県砺波農林振興センターと同JAが推進するたまねぎによる複合経営の取り組みを受け、昨年10月末を中心に24の経営体でたまねぎの定植が行われた。栽培指導に当たっている県砺波農林振興センターによると「今年のとなみ野全体のたまねぎ収穫面積は8㌶。比較的にL玉が多く品質は安定している」という。
 狐島第1農事組合では水稲24㌶、大豆16.5㌶の栽培に取組んでおり、今後、たまねぎの栽培面積を拡大する予定。組合長の中山幸松さんは「無事収穫を迎えることが出来、ひと安心。組織としてタマネギによる複合経営の強化を図りたい」と話していた。
コピー ~ たまねぎ掘り取り.JPG
市長へたまねぎ贈る

  JAとなみ野たまねぎ出荷組合は25日、特産作物として推進する「たまねぎ」の初出荷を記念し、砺波市、南砺市、県知事、県農林水産部へたまねぎを贈呈した。生産者やJAとなみ野、県砺波農林振興センターの職員が同行した。
 砺波市役所では組合長の尾田富蔵さん、副組合長の斎藤忠信さんらがたまねぎ3箱(1箱10kg入り)を上田信雅市長に手渡し、初出荷の喜びを伝えた。
 上田市長は、たまねぎを受け取り「この取り組みの成功が県下全体に大きな影響をもたらすだろう。たまねぎを使った加工品や料理なども開発し、多くの市民にも食べてもらえるような取り組みも進めて欲しい」と激励の言葉を贈った。
 同組合はこの日、4,380kgのたまねぎを市場へ出荷した。

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