2010年7月 アーカイブ
初出荷の喜び伝える
 JAとなみ野たまねぎ出荷組合は6月29日、たまねぎの初出荷を祝い、砺波市、南砺市の両市長へたまねぎを贈呈した。
南砺市役所では、同組合の尾田富蔵組合長、JAとなみ野の藤井千悦常務、福田守経済部長らが、10㌔の箱に入った極早生品種「ソニック」3箱を田中市長に手渡し、初出荷の喜びを伝えた。栽培指導に当たる県砺波農林振興センター園芸振興班の中井班長も同行した。
 同組合は6月28日、今年5月に完成したたまねぎ集出荷貯蔵施設で選別・箱詰めしたたまねぎ約20㌧を初めて出荷した。1キロ当たり平均100円(最高値は115円)と平年を15~20%上回る値段が付き、市場から出荷組合へ、好調な売れ行きを伝える報告が入った。
 田中市長は、「産地化、複合経営の先導役として、たまねぎの取り組みは大変素晴らしい。南砺市としても積極的にPR,支援していきたい」と激励の言葉を贈った。
コピー ~ たまねぎ出荷報告.JPG
石井知事へたまねぎ贈る

 富山県JAグループと県野菜出荷組合協議会は6月29日、JAとなみ野で一大産地化が進むたまねぎをはじめ県内産のトマト、キュウリ、ホウレンソウ、アルギットにらなど7品目を石井隆一知事に贈り、県産野菜の新鮮さを伝えた。
 県農協中央会の江西甚昇会長や県野菜出荷組合協議会の高慶義平会長、JAとなみ野経済部の福田守部長、とやま特産大使の黒崎理絵さんらが県庁を訪れ、取れたての春夏野菜を石井知事に手渡した。
 高慶会長の「消費者の要望に合う安全・安心をモットーに昨日出荷が始まったとなみ野産たまねぎをはじめ県内産の野菜を揃えた。今年は天候不順による影響で播種作業に苦労したが、今月に入り持ち直した」との報告に石井知事は激励の言葉を贈った。
 今年度、県ではJAとなみ野のたまねぎ産地作りをモデルとした「1億円産地づくり支援事業」による特産振興に力を注いでおり、石井知事は同JAの福田部長へ「ぜひとも頑張って欲しい」と期待を寄せた。
 今回の取り組みは県産野菜の良さをPRすることで生産振興の一助とするために毎年実施しているもので、今年で5回目。昨年はエコファーマーが生産した安全で安心が売りの県産野菜を贈呈した。
 この日は、石井知事はじめ関係者らで、贈呈されたたまねぎやトマトを使ったサラダを試食した。

コピー ~ 県知事へたまねぎ贈呈.JPG

たまねぎ主力品種出荷!!

 たまねぎの一大産地化を進めるJAとなみ野は7日、今年5月に完成した砺波市五郎丸のたまねぎ集出荷貯蔵で、主力品種「ターボ」「ネオアース」の選別・出荷作業を本格的に始めた。
 この日は、中生品種の「ターボ」約20トンを自動化されたラインでM,L、2Lの3サイズに選別し、20㌔のダンボール箱に詰め込み市場へ出荷した。
 今年は玉の肥大時期の低温により、昨年に比べ2週間ほど遅い出荷となったが、市場で需要が高いLサイズの割合が高く、外観、品質ともに上々の仕上がりを見せている。
 同JAの藤井千悦常務と県砺波農林振興センターの深沢広治次長が施設を訪れ、状況を確認。「玉の太りが良く、品質も揃っており今後の見通しに期待が持てる」と明るい表情を見せた。
 JAとなみ野管内では今年、104経営体が約60ヘクタールでタマネギ栽培に取り組んでおり、この日出荷した「ターボ」と中生品種の「ネオアース」が全体の約9割を占める。タマネギ圃場では現在、収穫最盛期を迎えており、南砺市苗島の処理加工施設で根切り、葉切りされたタマネギが、同施設に次々と運び込まれている。作業は、手選別ラインで規格外のものを取り除く以外は、ほとんどが自動で行われ、選別ラインはフル稼働している。
 出荷は8月末までを予定しており、今期は早・中・晩生合わせて1800トンを見込む。

コピー ~ たまねぎ主力品種出荷②.JPG

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