2010年10月 アーカイブ
たまねぎ移植機実演講習会開催

 JAとなみ野と県砺波農林振興センターは14日、砺波市内でタマネギ全自動移植機の操作講習会を開き、今年度タマネギを生産者する農業者へ機械操作のポイントや注意点などを伝えた。
 タマネギの一大産地化へ向け、機械化による作業の省力化、能率の向上を図るのがねらい。
 講習には生産者、関係者合わせて100人余りが参加。農機具メーカーの担当者から、歩行型全自動移植機の性能や特徴の説明を受けた後、タマネギ苗の定植実演を見学した。
 JAとなみ野管内では今年度、約140組織が80~85㌶で、タマネギ栽培に取り組む。同JAでは今年度新たに5台の定植機を導入、昨年度導入した5台と合わせ、10台を生産者へ貸し出す計画だ。
 栽培指導に当たる県砺波農林振興センターの中井正樹班長、JAとなみ野経済部特産振興課の雄川勉課長代理によると「苗の質が良好なので、欠株も少なく、年内の生育も良好と見込まれる。欠株は収量減になるので、必ず捕植をして欲しい」と語った。
定植作業は今月中旬から始まり来月上旬までを予定している。

コピー ~ たまねぎ移植機講習会②.JPG

全量合格に格付け
 JAとなみ野は22日、平成22年産大豆の初検査を同JA大豆乾燥調整施設で実施し、普通大豆「エンレイ」416袋/30kgを全量合格に格付けした。
 JAや県砺波農林振興センター、富山農政事務所、砺波市、南砺市等の関係者40人が検査に立ち会った。
 今年の同JA管内の大豆作付面積は、県下の21%となる1,019㌶。
今年度、タマネギ収穫後の圃場・約20㌶でも栽培が行われ、圃場の有効利用が図られた。
 管内の傾向としては、夏場の高温少雨により全般的に莢数は例年よりやや多く、粒はやや小さめ。収量は平年並みを見込んでいる。
 栽培指導に当たる県砺波農林振興センターによると「夏場の高温・晴天が続いたが、畦間かん水が徹底され、粒の肥大がある程度維持できた結果だ」という。
 JAとなみ野では今後、適正乾燥によるしわ粒の発生防止や適正な選別作業を呼びかけ、良質大豆の生産に更に努めていく方針だ。
コピー ~ 大豆初検査.JPG

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