JAとなみ野は10日、今年3月から砺波市五郎丸の米流通合理化施設・となみ野ライスターミナル横で建設を進めてきた米乾燥調製施設「砺波ライスセンター」の竣工式を開き、関係者と共に施設の完成を祝った。
適切な乾燥・調製を行い、既存のライスターミナルやカントリーエレベーターなどと連携し、更なる米の品質向上を図る。
新施設は鉄骨建てで建築面積1,621㎡、延べ床面積は1,335㎡。30㌧の籾を乾燥できる遠赤外線乾燥機5基をはじめ、籾すり機2基、最新式の色彩選別機1基などを備える。受益面積は300㌶、総出荷量は乾もみで2000㌧、玄米で1600㌧。
今月下旬からスタートする早生品種「てんたかく」の収穫とともに稼動を始める。
佐野組合長は「圃場での栽培管理も重要だが、最後の仕上げにおける乾燥・調製作業も大切。この度のライスセンターの建設は、となみ野米の品質向上にも大きく寄与できるものと確信している」と語った。
JAとなみ野は12、13日の両日、農産物直売所「道の駅砺波 となみ野の郷」前駐車場で第3回「たまねぎ」まつりを開き、一大産地化を進めるたまねぎの新鮮さ、品質の良さをPRした。
たまねぎ詰め放題には1.5トンの新たまねぎが用意され、100円で袋を購入した家族連れが袋一杯にたまねぎを詰め込んだ。イメージキャラクター「たま吉くん」が、たまねぎPR用のうちわを配布し、子供らの人気を集めた。
両日とも先着200人にたまねぎカレー、大門素麺を振る舞い、多くの来場者でにぎわった。
JAとなみ野管内では今季、118経営体が70㌶でたまねぎを栽培。圃場によって差は見られるものの、前年に比べ、収量、品質は向上。現在、同市五郎丸のたまねぎ集出荷貯蔵施設で選別・出荷の追い込みを迎えている。
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