2010年12月 アーカイブ
農産物直売所建設スタート!!

 JAとなみ野は6日、レストラン併設型農産物直売所の起工式を、砺波市宮沢町の同JA本店敷地内施設建設予定地で開催、関係者ら80人が新たな地元産農産物PR拠点の完成に大きな期待を寄せた。
 施設は砺波平野の散居村に見られる伝統家屋「アズマダチ」をイメージした平屋建。来春開催される第60回記念2011となみチューリップフェアの開幕に合わせ、来年4月中旬にオープンする。イベントのメイン会場・砺波チューリップ公園の入口にあり国道156号線に隣接していることから、新たな観光スポットとしても注目を集める。
直売スペースでは同JAが一大産地化を進めるタマネギやサトイモ、白ネギなどの農産物のほか、農産加工品、道の駅「フラワーランドとなみ」の商品などを販売。全農とやまの関連会社が運営するレストラン「砺波そだち」は66人分の客席を備え、新鮮な地元の農産物を使った鍋料理や特産「大門素麺」、となみ野産たまねぎをたっぷり使ったカレーなど、様々なメニューを提供する。
 式典では佐野日出勇組合長はじめ上田信雅砺波市長、米原蕃県議会議員らが玉串をささげ工事の安全を祈願。佐野組合長は「園芸農家や営農組織のみなさんからの要望にようやく応えることができた。この直売所、レストランの建設を期にとなみ野の園芸振興に繋げるとともに、チューリップ公園周辺の活性化にも協力したい」と語った。
コピー ~ 起工式①.JPG

たまねぎ圃場巡回実施
 JAとなみ野たまねぎプロジェクトチームは8日、同JA管内のたまねぎ作付け圃場を巡回し、今後の栽培管理について検討した。圃場巡回、検討会は今年5回目。
 プロジェクトを構成するJAとなみ野、広域普及指導センター、県砺波農林振興センター、園芸研究所、全農とやまの担当者15人が、
今秋定植したたまねぎ苗の生育状況や圃場の排水管理状況などを確認し、生育が良好な圃場と生育不良の圃場を比較検討。栽培の要となる育苗管理に焦点を絞り、次年度以降の対策を協議した。
 県砺波農林振興センターの中井正樹班長が「今年は育苗方法の改善により苗箱の雑草発生と苗の欠株を減らすことが出来た。高温時の対応や潅水方法などが今後の課題」と報告。JAとなみ野経済部特産振興課の雄川課長代理が「育苗方法の改善により昨年に比べ苗の質が格段に上がり、栽培農家からも高い評価を得られた。更に検討を加え質の高い苗にしたい」 と付け加えた。
 JAとなみ野のたまねぎ育苗は、全自動移植機械に対応するため、1穴に1粒ずつ種を播くセル成形苗を使用。参加者は①充実した根鉢を形成させる②発芽率を更に高める③適正な施肥・潅水をする―などを重点項目として挙げた。
 また、育苗培土の窒素濃度や土質試験なども進め、今後更に協議を重ね、具体的な対応策を早急に導き出すこととした。
コピー ~ たまねぎ圃場巡回②.JPG

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