「大門素麺」 ご当地グルメに
 砺波市の特産「大門素麺」のPR販売拡大に向けた戦略会議が3月31日、JAとなみ野庄西支店で開かれ、大門素麺事業部や砺波飲食店組合、砺波市、砺波商工会議所、砺波市観光協会など10団体20人が「大門素麺」を〝ご当地グルメ〟に育てるための新たな取り組みの推進に意欲を高めた。
 冒頭、JAとなみ野の中居安治専務と大門素麺事業部の黒田権一部長が、砺波飲食店組合の川邉茂組合長と黒田峰子副組合長に、PRに向けて新調した「のぼり旗」を贈呈。全国各地から観光客が訪れる4月22日のチューリップフェア開幕に合わせ、市内の飲食店に、一斉に「のぼり旗」を掲げ、県内外の消費者へ大門素麺の魅力を伝える。
 「大門素麺」は、160年の伝統ある砺波市の特産品で、まげのように丸めた形状が特徴。様々な工程を経て仕上げられる麺は、しっかりとしたコシで深い味わいで全国各地から高い評価を得ている。しかしながら市内で味わえる飲食店は少なく、消費者等の要望に応えるため、関係機関が連携し、市内飲食店のメニューに加える取り組みに着手した。
 今年はフェア開幕までに30店舗を募る。フランス料理店やイタリア料理店等からも「『大門素麺』は洋食にも使い易い」との声が上がり、新メニューに加える意向を示している。
 また、参加者からの「市場に出回らない半生の大門素麺を、イベントや期間限定メニューとして新たに取り入れてはどうか」との意見に黒田部長は「半生の大門素麺は乾燥させたものとは全く違った食感。冬期は毎日生産しているので対応は可能」と前向きな考えを示した。
 のぼり旗は、店頭用とカウンター用の小さいサイズを各々100本新調し、加盟店に順次配布する。大門素麺が食べられるマップ作りも進める。
コピー ~ 大門素麺新たな取り組み.JPG

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