「たまねぎ」出荷組合が第一回定期総会を開催

 JAとなみ野「たまねぎ」出荷組合は8日、JAとなみ野本店で、第一回定期総会を開催し、次年度の取り組み方針を決定した。栽培管理の徹底により、10㌃当たり収量を4㌧以上確保すること(目標5㌧)や、生産体制の整備による更なる生産拡大を推し進めることを確認した。
 総会には生産者のほか、県砺波農林振興センターの深沢次長やJAとなみ野の中居専務、全農とやまなどの関係者合わせて85人が出席した。
 JAとなみ野管内では、平成20年秋に24の経営体が8㌶でタマネギ栽培を開始。昨秋、生産者は104経営体に増加し、前年の7.5倍となる約60㌶で作付けが行われた。今年5月には、総事業費約10億円を投資したタマネギの集出荷貯蔵施設が完成し、一大産地化へ向け、本格的な出荷が始まる。
 となみ野のタマネギは、大区画に整備された圃場と栽培の担い手となる集落営農組織等が多数あること、市場の評価が高く安定した需要が見込めることなどから、この秋には170経営体で100㌶の栽培を行うことがほぼ固まっている。
 総会に合わせ、栽培指導に当たる県砺波農林振興センター園芸振興班の中井正樹班長が、今後の管理のポイントを説明。圃場の排水性の確保や追肥の実施、除草対策の徹底などを呼び掛けた。

コピー ~ たまねぎ出荷組合総会.JPG

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