たまねぎ施設起工

 JAとなみ野は2月13日、県砺波農林振興センターの技術支援を受け、砺波市、南砺市などと連携し、新たな特産作物として産地化を進めるたまねぎの集出荷貯蔵施の起工式を、砺波市五郎丸のライスターミナル隣接地で開催しました。今後のたまねぎ栽培面積の拡大に合わせ、十分な処理能力を有した選別機や関連機械なども備えます。完成すれば農家の作業が省力できるほか、均質なたまねぎの提供が可能となります。
 起工式にはJAとなみ野の佐野組合長をはじめJA関係者と広野允士参院議員や上田信雅砺波市長など、合わせて120人が出席。施設の設置によるたまねぎ一大産地の確立へ思いを高めました。
 神事では、佐野組合長をはじめ関係者が玉串をささげ、工事の安全を祈願しました。県砺波農林振興センターの深沢次長や上田信雅砺波市長など来賓からは、たまねぎの大産地化による地域農業の振興へ、期待の言葉が寄せられました。
 新施設は鉄骨造2階建てで、床面積は2,779平方㍍。総事業費は約10億円。国の「国産原材料サプライチェーン構築事業」や県の「野菜自給力強化推進事業」の補助を受け、砺波市、南砺市からも助成を受けます。完成は今年5月を予定。
 JAとなみ野管内では、平成20年秋に24経営体が8㌶でたまねぎ栽培を開始。昨年秋には、生産者は104経営体に増加。前年の7.5倍となる60㌶で植え付けが行われました。新施設を活用し、今秋は170の経営体が、100㌶でたまねぎ生産に取り組む計画です。
 佐野組合長は「栽培面積の拡大とともに、たまねぎを使った加工品等の開発にも取り組み、たまねぎ大産地としての地位を着実に築いていきたい」と語りました。

コピー ~ たまねぎ施設起工式.JPG

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