「りんごネットワークとなみ野」が県農村文化賞受賞の喜びを報告
 第58回県農村文化賞を受賞した「りんごネットワークとなみ野」の生産者が8日、JAとなみ野や県砺波農林振興センター、砺波市、南砺市などの関係機関を訪れ、受賞の喜びを伝えた。推薦調書を作成した同センターでは深沢広治次長らと歓談。JAとなみ野では小橋昭夫常務が出迎え、祝いの言葉を贈った。
 りんごネットワークとなみ野は砺波市・南砺市の6つの大規模経営体で構成。りんごの栽培技術と生産性の向上による農業経営の安定と産地の確立を目的に平成14年3月に設立。市町村の区域を越えた生産者をネットワーク化する県内初の広域りんご生産組織だ。
 10.2㌶で「ふじ」を主力に「陽光」「王林」「こうたろう」などを栽培。県砺波農林振興センターの指導による会員相互の園地巡回や栽培講習会を通じ、りんご栽培への意識と技術の向上を図り、りんご生産の高位平準化と主穀作との複合経営を定着させている。また、果樹産地の中では、いち早くGAP手法を導入し、農作業の改善・効率化にも努めている。全会員がエコファーマーの認定を受け、環境へ配慮したりんご栽培に取り組む。
 消費者との交流イベント「となみ野りんごとふれあう会」の開催や消費者との対面販売などを通じ、消費者と生産者の相互理解を深め、地産地消にも積極的な姿勢を見せる。
 会長の奥村一則さんは「樹も大きくなりこれから益々収穫量は増えてくる。これからは、今まで磨いてきた栽培技術の真価が問われる重要な時期。会員一丸となって消費者に喜んでもらえるリンゴ生産に努めたい」と語った。
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