耕作放棄地を「たまねぎ」で再生
2009.11.24
砺波市耕作放棄地対策協議会は20日、砺波市庄川町金屋の耕作放棄地約25㌃に、中生品種のたまねぎ「ネオアース」の苗5万5千本を定植した。同協議会は県砺波農林振興センター、砺波市、砺波市農業委員会、JAとなみ野で構成。今年7月に、耕作放棄地の解消に向けて60人余りで、草刈りや雑木の処理に汗を流した。
たまねぎは、JAとなみ野が県砺波農林振興センターの指導を受けて、砺波市、南砺市などと連携し、産地化を進める新規重点園芸品目。同JA管内では今秋、大産地化へ向けて106の経営体が約60㌶で作付けを行った。
今回のたまねぎ植え付けを統括した県砺波農林振興センターの深沢広治次長は「耕作放棄防止とたまねぎの特産化を更に両立させたい」と話していた。
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