佐野組合長が富山新聞文化賞を受賞

 全農富山県本部運営委員会長を務めるJAとなみ野の佐野日出勇組合長(70)がこのほど、富山新聞社の第57回文化賞に輝いた。全農とやまやJAとなみ野、県砺波農林振興センター、砺波市、南砺市などの関係機関や、同JA組合員から多くの賞賛の声が上がった。
 贈呈式は11日、富山市のANAクラウンプラザホテル富山で開かれ、飛田秀一社長から佐野組合長へ賞状や記念の盾などが贈られた。
 佐野組合長は、富山米のブランド力の強化を図るとともに、たまねぎの大産地化を進めている立役者。県砺波農林振興センターから産地拡大や栽培指導の協力を受け、砺波市、南砺市などとも連携を密にし、地域を挙げてたまねぎの一大産地化に取り組んでいる。昨年産より8㌶で栽培を始め、今年産は約60㌶に拡大、今秋は約100㌶(170経営体)での作付けを計画している。
 米価の低迷が続く中、消費者の需要が高く、機械化による作業が可能なたまねぎによる経営の複合化に着目。県内では、これだけ急激に野菜の大規模産地を形成する取り組みは例がなく、北陸農政局や県農林水産部などからも大きな期待が寄せられており、全国各地からの問い合わせも多い。
 佐野組合長は「これからはいかに販売に取り組んでいくかが重要。様々なアイデアを出し、関係者や農家のみなさんと共に希望を持って農業に取り組みたい」と語った。
 となみ野米のブランド化やたまねぎ生産を後押しする県砺波農林振興センターの深沢広治次長からは「元気なとなみ野にまたひとつ明るい光が差した。佐野組合長をはじめ、JAとなみ野のより一層の発展をお祈りしたい」と祝いのメッセージが寄せられた。

コピー ~ 佐野組合長表彰②.JPG

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