平成20年産米初検査 全量1等に格付け

  JAとなみ野の平成20年産米初検査が27日、県内に先駆けて砺波市五郎丸のJAとなみ野ライスターミナル検査場所で行われた。
 8月20、21日に収穫された水稲うるち玄米の早生品種「てんたかく」514袋/30kgが検査を受け、全量一等に格付けされた。
 初検査に先立ち同JAの佐野日出勇組合長が「『てんたかく』は消費地でも人気の品種。生産者の立場に立って販売により一層力を入れていきたい」と挨拶。県砺波農林振興センターの深沢広治次長が指導経過などを報告した。
 検査の結果、品質概況は①粒形・粒揃い・光沢・充実度は前年より良い②千粒重は前年よりやや重い③未熟粒は前年より少ないものの、背白粒が散見される④被害粒について、着色粒(カメムシ)は確認されない⑤総体的な品質は前年より良い―とされた。
 同JAでは今年、種子購入代金全額奨励事業により早生品種の作付拡大運動に取り組んできた。その結果、昨年より116㌶増え、県下の「てんたかく」作付面積の約14%となる568㌶の作付けとなった。
 初出荷は9月3日に行われ、県内はもとより関西、関東、中京方面などへ届けられる。
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